コンドロイチン

コンドロイチン | 目の健康成分

関節痛の予防や緩和に役立つと知られているコンドロイチンですが、実際にどのような効果があるのでしょう。

コンドロイチンとは、細胞と細胞の間を構成しているネバネバした粘膜物質のグリコサミノグリカン(ムコ多糖)の一種です。一般にサメの軟骨成分などに多く含まれていると言われている成分のことで、適度な水分を含み、しなやかさを保つために大切な成分であると言われています。

コンドロイチンは軟骨や関節の他に、眼球や角膜にも存在していて、組織内での潤滑剤としての役割を担っています。成長期には体内で盛んに合成されるコンドロイチンですが、加齢に伴いその合成能力は衰えていってしまいます。

その為、中高年になるとコンドロイチンが欠乏する人が多いのですが、コンドロイチンは外からの補充が可能で、コンドロイチンを含む食品としては、納豆、オクラ、山芋、フカヒレなどが挙げられます。

また、成分を濃縮したサプリメントを活用するといった方法もあります。

コンドロイチンが目に与える作用としては、コンドロイチンは涙に近い成分のため、ドライアイの予防と改善が挙げられます。コンドロイチンは、ドライアイ用の目薬に配合されることも多い成分です。

また、白内障の手術を行った際に起こる眼圧の上昇を抑えるために使われることもあります。更に、老眼の予防・改善効果もあり、加齢によって目のピント調整機能が衰えるといったことの改善が期待できます。

人間は目の中にある水晶体の厚みを薄くしたり厚くしたりと変化させることでピント調整をすると言われています。その結果、遠くのものでも近くのものでもすぐにくっきりとはっきり見ることができます。

しかし加齢に伴いこのピント調整機能が低下していってしまいます。この機能改善として、毛様体(もうようたい)の中の毛様体筋(もうようきん)という筋肉によって、水晶体の厚みを変化させることができ、ピント調整をうまくすることができます。この毛様体に働きかけるのがコンドロイチンと言われています。このためコンドロイチンには老眼の予防・改善効果があると言われているのです。

そして、飛蚊症(ひぶんしょう)の予防・改善にもコンドロイチンは効果があるとされています。目の硝子体と呼ばれる部分に問題が生じることで飛蚊症が引き起こされるとされていて、この硝子体というものは、眼球内容の大部分を占めるゼリー状のものを指しています。

硝子体によって眼球の形と弾性を維持することができ、水晶体で屈折された光線を網膜まで正しく送ることもできます。この硝子体にはコンドロイチンが豊富に存在しており、コンドロイチンが不足すると飛蚊症になると言われています。

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