雪目・雪眼炎

雪目・雪眼炎 | 痛みや刺激

真っ白なゲレンデでスキーやスノーボードを一日中楽しみ、帰って来て寝る頃に目が焼けるように痛くなるという症状を経験したことはありませんか?

雪眼炎、俗に雪目などと呼ばれる症状で、雪に反射した紫外線で目がダメージを負ってしまうことによって起こります。

天気が良いゲレンデは気持ちの良いものですが、運動をしていると暑くなってしまい、最初は完全装備だったのにいつの間にかどんどん薄着になってしまうなんてことがありますよ。雪目はこんなときに気をつけたい症状です。

天気の良い雪山では、帽子やゴーグルは早々に取られてしまいがちな装備。もしかしたら顔がパンダのようになるゴーグル焼けを嫌って、紫外線が強いと感じるときに限って意識的に顔を晒そうとする人もいるかもしれません。

雪目の怖いところは、身体の皮膚の日焼けをイメージしてもらえれば分かりますが、後から辛いというところです。ゲレンデで遊んでいる間は楽しい。だけど少し時間を落ち着いてから、目が痛い、ヒリヒリと焼けるような感覚がして開けられない、どうしよう、と焦る。疲れてぐっすり寝ていたのに目が痛いことに気付いて目が覚めて、何事かと思う。

何となく、目が強烈に乾く感じやヒリヒリした痛みから、日中のスキー場に原因があるのではないかということは、はじめて雪目になったときに分かるものだと思います。一時的な症状ですので、大人しく時間が経つのを待っていれば症状は軽くなりますが、目が痛い不快感は軽減したいものです。

病院に行ければ良いのですが、時間的に困難だったり、外を出歩く自信がなかったり、運転なんかもってのほか、という状況に陥り不安になります。ビタミンB2や角膜保護成分が配合された目薬が痛みを軽減するのに役立つようですが、都合よく適した目薬を持っているとは限りません。まぶたの上から優しく冷やす程度の処置しかとれないでしょう。

こうならないためにも、冬場の紫外線対策もしっかり取るべきだということを意識しておくと良いでしょう。気温の低さに惑わされて紫外線の強さをつい忘れてしまいますが、雪面に反射する紫外線は特に強く目には強烈なダメージとなります。

雪目はゲレンデで経験する方が多いのではと思いますが、雪かきなどでも長い間外にいれば、当然紫外線のダメージを受けることはあります。雪かき程度では、痛くて目が開けられない程の重症にはなるのは珍しいことかもしれません。しかし時間のかかる範囲の除雪や屋根の雪下ろしのときには十分に気を付けなければなりません。

雪目にも軽症から重症まであります。数時間目元がほてり、なんとなくいつもより眩しく感じて、しょぼしょぼと強めのドライアイのような感覚で終わることも多いと思いますが、目が開けられないほど痛くなることもあります。

重要なのは、紫外線から受けるダメージは思っているよりずっと大きいのだということをよく覚えておくことです。特に雪面の照り返しは非常に強く、私たちの目に直接ダメージを与えます。

また、紫外線ダメージに気を付けなければならないのは雪面上だけではありません。アスファルトよりも紫外線の反射が強く、目にダメージが与えられやすいので雪眼炎という名前の症状がありますが、夏場の日差しによる目へのダメージも同じように気を付ける必要があります。

痛みを感じない程度だとしても、過度の紫外線は目を疲労させ、老化を高め、ときに眼病を発症させる原因になってしまうこともあるのです。紫外線はあまり強いと皮膚の敵になりますが、目にとっても怖いものとなります。ぜひ紫外線の強い日や運転時などはサングラスなどを活用するようにして、目を守る工夫をしてみてください。

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